投稿者: tcava7985@gmail.com

  • 外資系医療機器メーカーの英語リアル|TOEIC675点でも転職できた話

    外資系医療機器メーカーの英語リアル|TOEIC675点でも転職できた話

    英検準1級、TOEIC720点。客観的に見れば悪いスコアではありません。でも外資系医療機器メーカーに入社した初日、私は確信しました。「これは別の言語だ」と。この記事では、医療職が外資系企業に転職したときの英語リアルを、包み隠さずお伝えします。


    TOEIC675点から外資転職へ|試験英語と実務英語の壁

    入社前のTOEICは675点でした。その後勉強を続けて現在は720点になりましたが、転職時点では決して高いスコアではありませんでした。それでも採用されたのは、臨床工学技士としての専門性が評価されたからです。

    ただし入社後、実務英語の壁には確実にぶつかりました。グローバル会議でのネイティブスピードのディスカッション・英語でのメール往復・電話会議でのリアルタイム対応——これらは試験勉強では身につかないスキルです。入社後3ヶ月は「会議で何が議論されているか半分もわからない」という状態が続きました。それでも今は普通に業務をこなせています。なぜなら、外資系医療機器メーカーで使う英語には「パターン」があるからです。

    外資系医療機器メーカーで実際に使う英語

    私が毎日使う英語表現の中で、最も重要なものを3カテゴリに分けて紹介します。

    メールで使う表現

    • Please find attached the document you requested.(資料を添付しました)
    • I wanted to follow up on our last conversation.(先日の件を確認させてください)
    • Could you please clarify the timeline?(スケジュールを教えてください)
    • I will circle back to you by Friday.(金曜日までに返答します)
    • Please let me know if you have any questions.(ご質問があればお知らせください)

    会議で使う表現

    • Can you elaborate on that?(もう少し詳しく教えてください)
    • Let me get back to you on that.(後で確認して返答します)
    • I agree with your point.(おっしゃる通りです)
    • Could you repeat that, please?(もう一度お願いできますか)
    • To summarize what we discussed…(議論をまとめると……)

    医療従事者へのコミュニケーションで使う表現

    • Let me walk you through the procedure.(手順をご説明します)
    • This device is designed to…(このデバイスは〜するように設計されています)
    • Please refer to the IFU for detailed instructions.(詳細は添付文書をご参照ください)

    これらの定型表現を覚えるだけで、業務の8割はカバーできます。TOEIC675点でも十分に使いこなせます。

    TOEIC675点から始めた英語学習法

    入社後の英語学習で実践した方法は3つです。1つ目は毎朝15分の英語ニュース(BBCまたはCNN)のリスニング。2つ目は社内メールを全て英語で書く練習(最初は翻訳ツールを活用しながら、徐々に自分で書けるようにした)。3つ目は週1回のオンライン英会話です。

    この3つを1年間継続した結果、TOEIC720点を取得し、グローバル会議でも発言できるようになりました。外資系転職に「完璧な英語力」は不要です。それよりも「臨床での実体験を英語で語れるか」が採用の決め手になります。入社後に伸ばせばよいのです。

    まとめ

    • 外資系で使う英語はシンプルな定型表現が中心。TOEIC675点でも問題ない
    • 臨床知識があれば英語力の不足をカバーできる
    • 毎朝15分リスニング・英語メール練習・週1オンライン英会話の3つを継続する
    • 入社後も継続学習すれば1〜2年でビジネス英語は確実に身につく

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    著者について
    臨床工学技士として10年以上医療現場で勤務後、外資系医療機器メーカーへ転職。TOEIC675点から英語を使う職場環境に飛び込み、現在はグローバルチームとの業務を担当。医療職のキャリア・投資・英語について「白衣のポートフォリオ」で発信中。

    外資系転職後のリアルな1年目

    入社後3ヶ月は「会議の内容が半分もわからない」という状態でした。ネイティブ同士のスピードについていけず、発言するタイミングを逃し続けました。しかし6ヶ月後には議事録を英語で書けるようになり、1年後にはグローバル会議で積極的に発言できるようになりました。

    大切なのは「わからなくても臆せず参加し続けること」です。外資系では「発言しない人は意見がない人」とみなされます。たとえ短い一言でも「I agree.(同意します)」「Good point.(いい指摘ですね)」と発言し続けることが、英語力向上の近道です。

    医療職が外資系で英語を活かせる場面

    臨床工学技士として10年間培った専門知識は、外資系医療機器メーカーで非常に高く評価されます。特に以下の場面で「英語×臨床知識」の組み合わせが強みになります。

    • 海外本社との製品説明会・テレカンファレンス(製品の臨床的な強みを正確に伝える)
    • 医療従事者向けの製品説明・教育(英語資料を日本の臨床現場に合わせて説明する)
    • グローバルマーケティング資料の翻訳・ローカライズ(医療専門用語の正確な理解が必要)
    • 学会発表・論文対応(臨床データの解釈と英語での説明)

    英語力だけが高くても、臨床の知識がなければ外資系医療機器メーカーでは仕事になりません。逆に「英語はそこそこ・臨床知識は深い」という人材は、実は最も採用されやすいのです。

    よくある質問

    Q. 英語が全くできなくても外資系に転職できますか?

    A. 最低限のビジネスメール(読み書き)ができれば、臨床専門職としての採用は可能です。TOEIC500点台で採用されたケースも知っています。ただし入社後の英語習得は必須です。

    Q. 外資系では日常会話も英語ですか?

    A. 部署によります。チームは日本語環境が中心ですが、海外本社とのやりとりは全て英語です。定期的に英語会議があります。

    Q. 英語の勉強はいつ始めるべきですか?

    A. 今すぐです。転職を考え始めた時点から英語学習を始めることをおすすめします。面接でも「英語学習への姿勢」を見られます。「入社後に頑張ります」より「現在TOEICスコアアップに取り組んでいます」と言える方が評価されます。

  • 臨床工学技士から外資系医療機器メーカーへ|3回の転職で年収80%アップした実体験

    臨床工学技士から外資系医療機器メーカーへ|3回の転職で年収80%アップした実体験

    臨床工学技士として病院に就職したとき、「この仕事を一生続けるのだろうか」と漠然と思っていました。

    やりがいはある。でも給与は上がらない。将来の見通しも立たない。

    そんな状態から3回の転職を経て、年収は入職時から約80%アップしました。

    この記事では、私のキャリアの変遷と、各転職で何を考え・何を決め手にしたかをリアルにお伝えします。医療職でキャリアアップや転職を考えている方の参考になれば嬉しいです。


    私のキャリア遍歴|病院2社→国内メーカー→外資系

    まず簡単に経歴をまとめます。

    2013年〜2015年:急性期病院(ICU・心カテ室) 中部地方の急性期病院でICUと心臓カテーテル室を担当。CHDF・補助循環・TAVIデバイス準備など、心臓血管領域の最前線で経験を積みました。

    2017年〜2022年:心臓専門病院 中部地方の心臓専門病院へ転職。CCU・透析・虚血治療など幅広く従事。臨床の深みを知った5年間でした。

    2022年〜2025年:国内医療機器メーカー 臨床経験を活かしてメーカーへ転身。カテーテルの開発・改良、マーケティング、営業支援を担当。「作る側」の視点を得ました。

    2025年〜現在:外資系医療機器メーカーへ年収は病院時代と比較して約80%アップ。


    転職①|病院からメーカーへ踏み出した理由

    最初の大きな転換点は、国内医療機器メーカーへの転職でした。

    当時の悩みはシンプルでした。

    • 臨床は好きだが、給与の天井が見えている
    • 自分のスキルが「病院の中でしか使えない」と感じていた
    • 医療機器の「作る側・広める側」に興味があった

    決め手になったのは、自分の臨床経験が直接武器になる職種だったこと。IABカテーテルは心カテ室で毎日触っていたデバイスです。「現場を知っている人間」としての価値を初めて感じた転職でした。

    給与は病院時代から約27%アップ。臨床の経験がそのまま評価されたことに驚きました。


    転職②|国内メーカーから外資系へ|年収が一気に跳ね上がった

    2回目の転職が、最も大きな変化をもたらしました。

    外資系医療機器メーカーへの転職で、給与は国内メーカー時代からさらに約81%アップしました。

    なぜそこまで上がったのか。理由は3つあります。

    ① 専門領域の希少性  日本ではまだ扱える人材が少ない領域。
    臨床×メーカー経験の掛け合わせが希少価値になりました。

    ② 外資系の給与テーブル 外資系医療機器メーカーは、国内メーカーや病院と給与水準が根本的に異なります。成果と専門性に対して、市場価値ベースで報酬が決まります。

    ③ 英語力よりも専門性 「外資=英語が必要」と思っていましたが、技術・専門性の方がはるかに重視されました。英語はツール、専門知識が本質です。


    転職で失敗しないために意識したこと

    3回の転職を通じて、共通して意識してきたことがあります。

    「何ができるか」を言語化する 臨床工学技士は専門性が高い反面、その価値を外部に伝えるのが苦手な人が多い。「CHDF管理ができる」より「重篤患者の循環・代謝管理を担当していた」と言い換えるだけで印象が変わります。

    転職エージェントは複数使う 医療機器業界専門のエージェントと、総合型エージェントを並行利用しました。情報量と比較対象が増えます。

    給与交渉は必ずする 特に外資系は、提示額がそのままになることはほぼありません。現在の年収・希望年収を明確に伝えることが重要です。


    まとめ|臨床経験は「外」でこそ輝く

    病院勤務時代の私は、「臨床工学技士はずっと病院にいるもの」と思い込んでいました。

    でも転職を重ねてわかったのは、臨床経験は医療業界の外(メーカー・コンサル等)でこそ希少価値になるということです。

    年収アップは結果であって目的ではありませんでしたが、適切な市場で自分の価値を評価してもらうことの大切さを実感しました。

    医療職でキャリアに悩んでいる方、転職を考えている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

    このブログでは引き続き、医療職のキャリア・お金・資産形成について発信していきます。


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    この記事を書いた人

    白衣のポートフォリオ|臨床工学技士×外資系医療機器メーカー勤務

    • 臨床工学技士(国家資格)として集中治療・循環器領域に10年以上従事
    • 国内医療機器メーカー→外資系医療機器メーカーへ転職(年収30%以上アップ)
    • 投資歴7年以上:iDeCo・新NISA・日本株(医療・製薬セクター)・不動産投資を実践
    • 英検準1級 / TOEIC 720点。外資系で実務英語を日常使用中

    📝 Noteでも発信中:白衣のポートフォリオ

    転職を決断する前に知っておきたいこと

    外資系医療機器メーカーへの転職を検討する際、多くの方が「英語力が足りない」「経験がない」と不安を感じます。しかし実際には、臨床経験こそが最大の武器になります。私が転職活動で実感したのは、「現場で何を使い、何が課題だったか」を語れる人材が圧倒的に少ないということでした。

    面接で聞かれた質問と私の回答例

    外資系の面接では「なぜうちの会社を選んだのか」「あなたの強みは何か」という定型質問に加え、「臨床現場での課題をどう解決したか(STAR形式)」を深掘りされます。私は心臓カテーテル室でのデバイストラブル対応の経験を具体的に話し、問題解決能力をアピールしました。

    転職後のリアルな1年目

    入社直後は英語でのメール対応・会議参加に苦労しました。しかし「臨床知識」という強みがあるため、製品トレーニングや医師との商談サポートでは即戦力として評価されました。年収は転職前より約30%アップし、インセンティブ込みでさらに上乗せされる仕組みです。

    まとめ:転職成功のポイント

    • 臨床経験を「製品の強みと課題」に結びつけて語れるよう準備する
    • 英語は「完璧」を目指さず、まずTOEIC650点以上を目標にする
    • LinkedInを整備し、外資系採用担当からのスカウトを受けやすくする
    • 複数の転職エージェント(JACリクルートメント・ランスタッド等)を並行活用する

    転職を決断する前に知っておきたいこと

    外資系医療機器メーカーへの転職を検討する際、多くの方が「英語力が足りない」「経験がない」と不安を感じます。しかし実際には、臨床経験こそが最大の武器になります。採用担当者は臨床の知識を持つ人材を強く求めており、英語は入社後に伸ばせるとみなされています。私が転職活動で実感したのは、「現場で何を使い、何が課題だったか」を語れる人材が圧倒的に少ないということでした。

    面接で聞かれた質問と回答例

    外資系の面接では「なぜうちの会社を選んだのか」に加え、「臨床現場での課題解決経験(STAR形式)」を深掘りされます。私は心臓カテーテル室でのデバイストラブル対応を具体的に話し、問題解決能力をアピールしました。入社後は年収が約30%アップし、インセンティブ込みでさらに上乗せされる仕組みです。

    まとめ:転職成功のポイント

    • 臨床経験を「製品の強みと課題」に結びつけて語れるよう準備する
    • 英語は「完璧」を目指さず、まずTOEIC650点以上を目標にする
    • LinkedInを整備し、外資系採用担当からのスカウトを受けやすくする
    • JACリクルートメント・ランスタッド等の複数エージェントを並行活用する